青梅店ニュース
- 日増しに暑さがましてきました!そこで[2021.06.10]
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コバック青梅店エアコンクリーニング ブログ
■夏のエアコンが悲鳴を上げている
今の若い人たちは知らないかもしれませんが、私が社会人になって初めて買った車にはエアコンは付いていませんでした(笑)。
えーーーーーーーそんな時代があったの?
はい、当時は「クーラー」というものがオプションで販売していた時代です(懐かしー)。
昔は暑い時だけ使うのが「クーラー」だったのです。
このクーラー、何故か助手席が特に寒くなるんです。
クーラーとエアコンの違いは何か分かりますか?
それは、
冷やすだけ=クーラー。
冷やす+除湿=エアコン。
この違いです。
長年使っていると、どうしてもガス不足や漏れ、機械不良などが発生してきます。
■昨今、話題の「エアコンクリーニング」とは?
最近人気のミニバンやSUV。
広い車だとエアコンの効きが悪いのは致命的。
乗ってる人は当然、体温があり、エンジンやマフラー、アンダーボディから伝わってくる熱。それらが重なり合って室温はみるみる高くなっていきます。
こんな室内が暑くなってエアコンの効きが悪くなったと感じたら、本日お勧めする「エアコンクリーニング」がとってもおすすめです。
各部位が正常に機能していることがエアコンのそもそもの性能を発揮できる前提条件となります。
だから、「エアコン全量クリーニング」なのです。
■エアコンが効かない主な原因
①コンプレッサー不良
②エキスパンションバルブの詰まり
③エアコンガスの漏れ。
④エアコンガスの過充填(入れすぎ)
⑤配管パイプ内などに水分、汚れ、不純物が混ざり熱効率を低下させてしまう。
⑥電気系回路の不具合。
⑦エアコンフィルターの詰まり。
・・・・・・・などなどが考えられます。
■エアコンガス全量クリーニングの効果とは?
エアコンガスクリーニングとは、
・古くなったエアコンガスの回収
・劣化したコンプレッサーオイルの回収。
・真空引き 不純物の回収
・新エアコンガス及び新品のコンプレッサーオイルの充填をメーカーが定める標準値に適量入れてあげる。
このステップでエアコンの性能を100%発揮させることができます。
この作業はある程度、熟練のメカニックでないと加減が難しいのです。
何故なら最近の車はサイトグラスが無いからです。
しかしこの機械を入れることにより、メーカーの定める適正なガス量とコンプレッサーオイルの適正量や割合を自動調整して入れることができます。
ガスは入れすぎても駄目ですし、少なすぎても冷却効果を発揮しません。
だから専門の機械が必要なのです。勘に頼るのはいけません。
ちなみに単に今までのやり方(ガスを補充するだけ)という方法がありますが、一つ致命的な欠点があります。
それは、エアコンには各配管が張り巡らされていますが、配管の中に不純物や古いガス、そして水分を伴った不純物などが配管の中に混入します。
それらを取り除くことができるのは、今回ご紹介する「完全エアコンガス全自動クリーニング機械」がないとできません。
■何故「エアコン」が冷えなくなるのか?
車に使われているエアコンガス「HFC134a」 (R134a)は昔のガス(R12)に比べ、水分を含みやすく、そしてガス漏れが発生しやすい傾向があるのです。
昔のガス(R12)はオゾン層を破壊することから販売が中止されました。
またエアコン配管のつなぎ目はゴムパッキンとネジなので接続部分に使われているゴムの密着性、気密性が悪くなると漏れや不純物の混入を招いてしまいます。
普通に乗っている場合でも、年間約3%~5%のガスが減ることが分かっています。
これは機械である以上、仕方のないことのようです。
気密性が高い造りだとしても、回転するものである以上、完全には難しいようです。
車の技術の進歩によりある程度減ってきていることは確かです。
■エアコンガスの適量とは?
エアコンの冷えが悪くなる原因が分かったところで、ガス補充をすれば全て解決するのでしょうか?
世間一般に言われているのは「効かなくなったらガス補充したらいいよ!」と言われたものです。
これは大変大きな勘違いです。
ガス量はコンプレッサーの容量によって変わってきます。
例えば軽自動車の場合、300~320g+-(プラスマイナス)30gがほぼ基準値となっています。
このコーションプレートに書かれたメーカーが定める適正ガス量が重要です。
サービスマニュアルに記載してありますが、先ほど申しましたように、エアコンのガスは入れすぎても少なすぎても効果を発揮することができません。
適正なガス量が一番エアコンを冷やしてくれるのです。
どんな高価なコンプレッサーオイルや技術があったとしても、この適正量を入れるか入れないかによって機能が生かされるか?死ぬかがはっきりと別れます。
ちなみに当社の「全自動エアコンクリーニング」機器を使いますと、コンプレッサーの容量を自動で感知し適正量のガスを充填できます。
単にガスを補充するだけでしたらたいそうな機械は要りません。
この機械を使う最大のメリットは、
コンプレッサーから各配管を通り、コンデンサー、エキスパンションバルブ、各エアコンの機能を生かすために、配管内に不純物や水分、そして古くなった古いガスを完全に真空引きした後、綺麗にクリーニングし、そして新しいガスを充填する。
そして、コンプレッサーオイルをメーカーが定める適正値を入れてあげることにより新品のように復活させることができるのです。
施工する前と、施工した後の温度計を見ますと-2度の違いは出るでしょう。
施工前、施工後でもエアコンの吹き出し口の風量や条件は全く一緒です。内気循環にして、エアコンの風量は最大にしたときで同じにしています。
ちなみにSUVやミニバンなどの大きな車になりますと、コンプレッサーの容量も大きくなり、使っているガス量も増えてきます。
この車ごとに違う適正ガス量は全てコーションプレートから、もしくはサービスマニュアルに載っています。
■良いのは分かったけど、「エアコンガスクリーニング」は高いのでは?
とっても気になるところですよね。
私たちコバック青梅店では業界平均よりも大変お値打ちに販売しています。
エアコンガスクリーニング、そして新しいガスの補充、新しいコンプレッサーオイルの補充を適正値に充填しまして、
なんと軽自動車が6930円(税込)となります。
これは業界平均から比べても大変お値打ち価格となります。
このエアコンガスのクリーニングは通常のエンジンの他にハイブリッド車、そしてPHV、電気自動車も可能です。
実はプリウスやアクアなどハイブリッド車ではコンプレッサーオイルは通常のレシプロエンジンとは違うものが使われています。
当社ではそういった電気自動車用にも対応できる絶縁タイプの専用のコンプレッサーオイルをご用意しています。
ハイブリッド用のコンプレッサーオイルは絶縁タイプと呼ばれ、電気の絶縁性が高く電動コンプレッサーに使用されるため、コンプレッサー内部に電圧部品がある時にはこの専用のオイルを使わないと壊れてしまいます。
■コバック青梅店は新エアコンガス冷媒(R-1234yf)に対応しています。
最新の車は、冷媒が変更されているということはご存知ですか?
今までのエアコンガス冷媒(R-134a)というのが、現在幅広く使用されているエアコンガスの種類ですね。(”HFO-134a”との表記も多い)
新型のエアコンガスの冷媒が「R-1234yf」というものに変更されています。(”HFO-1234yf”との表記も多い)
当然、今までのR-134aの機械ではガスが混じってはいけないので専用の機械が必要です。ガスボンベも別物が必要です。混ぜてはいけないからです。
では、この冷媒が変更されているのはなぜか?
R-134aはオゾン層破壊係数は「ゼロ」でありますが、地球温暖化には影響がある。
ですから時代は・・・・下記のように時代と共に進化しています。
CFC12(R12)→ R-134a → R-1234yf
いち早く、コバック青梅店はこの新型冷媒「R-1234yf」に対応した機器を導入し万全の体制で皆様をお迎えしております。
是非、設備、技術、専門知識と経験値のあるコバック青梅店で「エアコンクリーニング」をお試し下さい。