青梅店ニュース
- ETC車載器2030年問題![2023.05.22]
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ETC2030年問題はセキュリティ対策が原因
2030年問題とは、ETCシステムにおけるセキュリティ機能の向上を目的とした規格変更に伴い発生します。
現在のETCシステムは新旧両方のセキュリティ規格に対応していますが、遅くても2030年までには旧規格の
ETC車載器は使用できなくなることが予定されています。
現時点でセキュリティ上の問題が発生しているわけではありませんが、この2030年問題に関係するETC車載器は少なくありませんので早めに確認しておくとよいかもしれません。
過去にもアナログから地デジへ移行する際に、チューナー不足やETC助成金が出た際に欠品になったりと
欲しくても取付や購入ができない、また値上がりなども可能性がございます。
今お使いのETC車載器が対応しているかを、お時間のある際ご確認してみてください。
国土交通省HPをご確認いただければ幸いです。(セキュリティ規格の変更について)
↓画像にて確認
2030年問題で影響を受けてしまう旧セキュリティ規格のETC車載器の見分け方を3つご紹介します。
①19ケタの車載器管理番号をチェック
取扱説明書や保証書に記載されている19ケタの車載器管理番号をチェック。車載器管理番号の最初の数字が「1」なら新規格に対応しているので2030年問題の影響は受けないが、最初の数字が「0」の場合は旧規格。
②ETCのロゴの下をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合はETC車載器に書かれているETCのロゴ部分をチェック。ETCロゴ部分の下に「●●●」のマークがあれば新規格、なければ旧規格。
③ETC2.0はカード挿入口付近をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合で、ロゴ部分がETC2.0となっているものは、カード挿入口付近をチェック。カード挿入口近くに「■」のマークがないものが新規格で、このマークが印字されているものは旧規格。
これらの見分け方のなかでも、とくに注意しておきたいのがETC2.0です。
ETC2.0は2016年の春から本格導入が始まりました。「新しいETCだから2030年問題は関係ない!」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、実際にはそうでない場合がございます。「■」マークがあって2030年問題の影響を受けてしまう旧規格のETC2.0車載器も存在するということを理解したうえで、ご自分のETC車載器をチェックしてみましょう。